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【映画評】Dr.パルナサスの鏡(THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS)

2010年03月09日 00:05

Dr.パルナサスの鏡

ヒース・レジャーの遺作となってしまった本作。
鬼才、テリー・ギリアム監督の手腕なくしては、最後まで完成できなかっただろう。

それもそのはず。
謎の男トニー役を、ヒースが亡くなったしまったため、
ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウと3人の人気俳優が、
同一の役を演じることになってしまったからだ。

しかし、映画としてはギリギリ成立してるような気がするが、
細かく見てみると、やはり急ごしらえなものになってしまっている。

鏡の中の世界に入ってしまうと、トニーは姿を変え、
都度、違う男の姿になってしまうのだが、
これが伏線にも、ドラマのフックにもなっていない。

ただ「不思議」だね、で終わってしまっている。

もっと脚本を練っていれば、こんなことにはならないはずだが、
俳優のスケジュールが優先されてしまったのだろうか。

姿を変えるのならば、『フェイス/オフ』という傑作や、
日本の『ハンサムスーツ』といった佳作もある。

姿を変えること自体は、映画にとって非常に面白くなる要素なのに、
取って付けたような印象が、この映画にはある。

ヒースの急逝があったためとはいえ、やはり中途半端な印象を受ける。

映像自体は非常に綺麗なだけ、非常に残念だ。





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