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【映画評】オーシャンズ(OCEANS)

2010年03月08日 00:58

オーシャンズ


命の原点、感動の頂点へようこそ。
『アース』『ディープ・ブルー』を超える、史上最大のドキュメンタリープロジェクト。

――以上が『オーシャンズ』のキャッチコピーである。
柳の下のどじょうも3匹目になるのに、なかなか挑発的。
感動的なネイチャードキュメント映画なのになあ、と思いつつ映画を観た。

で。
結論から言うと、超えたどころか、大きく下回ってしまった印象を受けた。

この映画の制作者たちは、映像の力を信じていないのか、
映像を見ればすべて、言いたいテーマも分かるのに、
わざわざ「なんと素晴らしい光景でしょう~!」とナレーションを入れて、
素晴らしい映像を台無しにしてしまっている。
まったくの説明過多である。

おまけに、環境が大切だというのならば、動物たちを描写すれば十分なのに、
実際の俳優を使って、また説明させている。

苦しんでいる動物のワンショットさえあれば、伝えたい事は伝わるでしょ。

まあ、とにかく説教くさいし、説明がくどいし、
映画でわざわざすることではないと思った。

主張を声高に言いたいのならば、
それをテーマにした本を出版するなり、講演をするなりした方が、
しっかりと伝わるんじゃないでしょうか。

また、『アース』『ディープ・ブルー』のスタッフたちが、
映画を企画するときに当然、試行錯誤はあったはずだ。
俳優を積極的に使おうとか、テーマを強く訴えよう等々……。
そして彼らは試行錯誤の上、選択しなかった。

一方、『オーシャンズ』のスタッフは、
先達が選ばなかった(捨てた)要素を入れて映画化した。

それが映画としての、クオリティにも現れてしまった。




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    『オーシャンズ』 ('10初鑑賞27・劇場)

    ☆☆★-- (10段階評価で 5) 2月27日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 13:45の回を鑑賞。

    オーシャンズ、BBC系とはひと味違った

    ジャック・ペラン監督作品のオーシャンズはBBC系のアースとはちょっと趣が違った。WATARIDORIでも見せていたが、自然に対する人間の行為をしっかりと取り込んでいる。今回はそれはフカヒレ漁と捕鯨だ。




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