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【映画評】ユメ十夜

2010年03月03日 00:02

ユメ十夜

夏目漱石の短編集『夢十夜』を、10人の監督が演出したオムニバス・ムービー。


観る前から玉石混交だろうなぁと思ってました。
そしたら案の定……という感じですが、
以下ざっと感想をば。


「第一夜」★★
監督:実相寺昭雄
イマイチ。
実相寺監督らしいカットとかあるんだけど、
手癖で作ってるようで、
のめり込めなかった。
狙いは何だったんだろう?


「第二夜」★★
監督:市川崑
これもイマイチ。
サイレントでやるのは、逆に新しい感じもしました。
けど、侍と禅僧の問答で、次第に眠くなってきました。
映画らしいダイナミズムが欲しいなぁ。


「第三夜」★★★
監督:清水崇
十八番のホラーテイスト溢れる作品。
手堅く作ってあったけど、
新鮮味もなし。


「第四夜」★★★★
監督:清水厚
短編ながら、ちゃんと「脚本」を感じさせてくれる作品。
漱石を演じた山本耕史も、好演してる。
途中でオチは判ったけど、
嫌味なく素直に作ってあるんで、ストレスなく観れました。


「第五夜」★★
監督:豊島圭介
短編を撮り慣れてるおかげか、
短いながらも見所はあった。
でも、こうした表現って『怪談耳袋』とかで散々やられてるもの。
スタッフは、今まで使えなかったネタをここでやったのか?


「第六夜」★★★★★
監督:松尾スズキ
これは傑作。
意味不明の日本語字幕とか、
しょーもないところもいっぱいあるけど、
2ちゃん用語も駆使したコメディになっている。
阿部サダヲの「コマネチ」には、思わず噴出してしまった。


「第七夜」★★★★
監督:天野喜孝 /河原真明
壮大なファンタジーCGアニメ。
久々にアニメーションで、圧倒されるビジュアルを見ました。
こんな感じで映画とかも作って欲しいな。
……でもこれって、夏目漱石と全然関係ないでしょ。w


「第八夜」★★
監督:山下敦弘
やろうとしてることは判るけど、
スケジュール&予算がないせいか、
うまく伝わって来ない。
こういうのをアニメでやると、
陳腐にならないかも。


「第九夜」★★
監督:西川美和
言葉じゃなく、ドラマで見せようとしてるのは、判りました。
でも、三文小説じゃないんだから、
夫婦のありかたが極めてチープ。
シナリオ学校の20枚シナリオを映像化!
ってな感じで、映像ではなく発想自体がアマっぽい。


「第十夜」★★★★★
監督:山口雄大
最後に化け物が待ってました。
これを10番目にしたのは正解。
だって、ずば抜けて、エネルギーがあるんだもの。
グロ+笑いで、山口雄大+漫☆画太郎のコンビは、日本最強です。
アイデアや役者、脚本……すべてにおいて、
エンタテイメントであります。
松山ケンイチも、案外コメディうまいしね。




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