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【書評】『百番目の男』ジャック・カーリイ

2010年02月24日 00:51

死体に施された文字の意図は何か?
若き刑事の活躍を描いたサイコ・サスペンス。

バカミスにも通じるどんでん返しが凄い!って聞いてたせいか、
あまりにも期待し過ぎていた。
でもなあ、最後の真相を知ったからといって、
俄然作品が光り輝くわけでもない。

首切り事件に、性格の異なるバディ刑事もの。
サイコな兄貴を持つ主人公。
対立する警察組織……。

その設定一つ一つがありきたりだ。

また、下手な訳のせいか、描写についても今一つ。
ライトなタッチの文体はスラスラ読めるけど、
別に洒落が効いてるわけじゃない。
チャンドラーやレナードには遠く及ばないし。

とにかく、この小説を読んでると
アレやコレといった他の面白かった小説を思い浮かべてしまう。

ただ、サイコな兄貴と刑事の弟の関係は、
ちょっと感心した。
最後のエピローグでの兄貴がとった行動。
ちょっとした兄弟愛が感じられ、
全編に渡ったエグい描写も、これで清められた。

どうせなら、この兄弟を中心に書いて欲しかったけどね。




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