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【映画評】インビクタス/負けざる者たち(Invictus)

2010年02月17日 00:23

インビクタス/負けざる者たち(Invictus)

モーガン・フリーマンがネルソン・マンデラを演じるということで、それだけで興味津々。
慈悲深さ、懐の広さ等々かなり似ていたように思う。

だから、すんなり映画の世界に入っていけた。
クリント・イーストウッドの演出はさすがだね。

物語は、マンデラの大統領就任から、
南アフリカのフットボールチームが成長して行く姿を描いている。

クライマックスは、大観衆の中のフットボールだ。
これだけでも画になりますな。
スペクタクルとはこういうこと。

しかし、不満がない訳でもない。

史実ということで、やはりかなりドラマが縛られてしまっているものになっている。
マンデラは、偏見や差別といったものと戦っているが、
それが大き過ぎて、逆にダイナミズムがない。

受験に合格する、ライバルに勝利する、
犯人を捕まえる、恋人をゲットする等々……具体的な対象がないと、
カタルシスに欠ける。

この映画の中の人間は、基本的にみんな良い人なので、
マンデラの対立軸に乏しく、ドラマ的な高揚感が今ひとつだ。

ちょっとだけマンデラに反発していた、
娘のエピソードもさらりと描かれているだけ。

もったいない。
実にもったいない。

例えば、最後は心変わりして、マンデラのもとに駆けつけ、
親子愛を讃歌するのは、ありきたり過ぎるだろうか。

けれどまあ、その辺は史実、
しかも現代の偉大な史実が元になっている映画の限界かもしれない。





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