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【書評】『坂の上の雲(8)』司馬遼太郎

2010年01月06日 00:56

全8巻からなる、日露戦争を中心に描いた歴史小説の最終巻。

やっと読み終えました。
で、その感想を一言で言いますと、本シリーズは「日本人のバイブル」です!

なぜバイブルかと言うと、色んな読み方ができるし、色んな解釈の仕方ができる小説だからです。


バルチック艦隊の大洋行からは、海洋冒険ロマンを──。

ロシアや日本の軍隊からは、組織論を──。

大山巌からは、トップとしての条件を──。

明石元二郎からは、諜報の醍醐味を──。

東郷平八郎からは、明哲な決断力を──。

児玉源太郎からは、近代的合理性を──。

秋山真之からは、天才的な戦略論を──。

秋山好古からは、快活な人生論を──。

正岡子規からは、近代文学論を──。

乃木希典からは、武士道を──。

そして、すべての若き軍人・庶民からは、明治の時代が持つ熱さを──!

『坂の上の雲』は、近代日本の青春小説です。
もう二度と、あの時代が持った地熱は戻ってこないでしょう。
そこが、一抹の寂しさを感じさせ、微かな余韻となって胸に残ります。




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