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【書評】『坂の上の雲(7)』司馬遼太郎

2010年01月05日 08:30

全8巻からなる、日露戦争を中心に描いた歴史小説の7巻目。

とうとう7巻目まで読み終わりました。
ふう~。(-.-)y-゜゜゜

……と、タバコを吸ってる場合ではない。
日露戦争も、陸戦のクライマックス奉天会戦に突入しました!

兵力・火力共にロシアのほうが、圧倒的に上です。
でも、大量の血を流しながらも、日本は勝利を手にします。

なぜか?

それはやはり、作戦、及びそれを遂行うする組織の力にあったと言えましょう。
明治維新を経た日本は、出来たてホヤホヤの新興国でした。
だから、組織も硬直化していなく、才能のある者が比較的自由に采配を揮えたのです。

それに比べ、ロシアは官僚組織です。

奉天会戦の指揮を任されている陸軍大臣・クロパトキン。
はなはだ臆病で、統帥の力がありません。
しかしながら、周りがそうさせてる点もあります。
彼の周りにいる参謀官サハロフなど、
「かれはロシア陸軍きっての実力者であるクロパトキンにさえ密着していれば軍人としての将来は安泰であると考えており、それによっておこるかもしれない国家の崩壊などは、ほとんど──どの官僚的軍人にとってもそうだが──意識の外のあった」
と作者は書いてます。

参謀が、参謀足り得ない。
これでは、いくら軍事力があっても中々勝てませんね。

しかし翻ってみると、これって今の会社組織にも言えると思います。
図体が大きい会社でも、中のコンプライアンスがしっかりしてなかったら、たちまち官僚組織に陥ります。
そして終いには、新興の小さな会社に倒されていくのです……。

あの会社とかこの会社とか、思わず脳裏に浮かんでゾッとしてしまいました。





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