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【書評】『坂の上の雲(6)』司馬遼太郎

2010年01月04日 20:05

全8巻からなる、日露戦争を中心に描いた歴史小説の6巻目。

海軍も、陸軍もクライマックスの戦いへ向かって邁進していきます。

しかしその裏では、大諜報作戦がありました。
中心人物は、明石元二郎。

既にこの前の巻までで、ちょろちょろと名前が出てきましたが、
やっと大々的にフィーチャーされます。

う~ん。
期待にたがわず、キャラが立った人物でしたね~。(;^_^A

明石のエピソードに一つに、陸軍統帥・山県有朋の前で、小便を漏らしてしまった事件があります。
自前の構想を語るに夢中になり過ぎて、小便を漏らすのにも気付かず、その小便は床を伝って山県の足まで濡らしてしまった……と。(^^;;

でも、こういう狂信的な集中力があったので、
ロシア革命を扇動することもできたんでしょうね。

「『──あの男は、総理大臣の器ではないのか。』と当時の元老のあいだでは定評があったというほどだったから、
明石にはうまれつき経綸の才があった。」
と作者は書いています。

諜報活動は、決して歴史の表には出ません。

しかし、「表」と「裏」は表裏一体。
東郷や乃木、児玉、秋山兄弟……といった「表」のキャラクターと同レベルの賞賛を、
明石は与えられるべきでしょう。





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