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【書評】『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代』城繁幸

2010年10月19日 00:30


3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
(2008/03)
城 繁幸

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タイトルは仰々しいけど、とどのつまり、
現代の若者の姿を通して、
昭和的価値観と平成的価値観の就業意識を追ったレポ。

読んでて、あまり違和感なかったのは、
自分がまだ若い証拠か。w

でもまあ、お題目自体も、
殊更陳腐な「昭和」を挙げているので、
「平成」的価値観の方が、著者の意図を感じつつも肯定できるのだ。

以下は目次。
=======================
第1章 キャリア編
「若者は、ただ上に従うこと」―大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼
「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」―新卒で、外資系投資銀行を選んだ理由
「仕事の目的とは、出世であること」―大新聞社の文化部記者という生き方 ほか
第2章 独立編
「失敗を恐れること」―大企業からNFLへ
「公私混同はしないこと」―サラリーマンからベストセラー作家になった山田真哉氏
「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」―赤門から仏門へ、東大卒業後、出家した彼の人生 ほか
第3章 新世代編
「新聞を読まない人間はバカであるということ」―情報のイニシアチブは、大衆に移りつつある
「左翼は労働者の味方であるということ」―二一世紀の労働運動の目指すべき道とは
=======================

第3章の「新世代編」は、著者の社会論なので、
ちょっと毛色が違うが、第1章と第2章については、
様々な若者の姿が描かれております。
副題にある「アウトサイダーの時代」という感じではないけど、
彼らのような人生も普通にある。

現に僕の前の職場……といっても、
そこでは4人ほどの小さな部署であるために、非常に皆仲良かったのだが、
その中の一人が、
とあるIT企業で役員をやってるのを最近発見した。

一緒に働いていた頃は、仕事の合間にイラレやフォトショでデザインを、
作ったりしてたのを見かけてたのだが、
いつぞやデザイナーに、そして役員になるとは思ってもみなかったよ。
確か大学自体は、デザインとはまったく関係ない学部のはずだが、
どこかで転機が訪れただろう。

かく言う自分も今では、しがない(?)コンテンツ屋。
アウトサイダーだとは自分では思ったことはないけど、
普通の企業にも憧れを感じたりもする。

いや、しかし今は普通の企業なんて、生き残るのはそもそも難しいだろう。
昭和的価値観を強く引きずる会社……特に外食産業の会社なんて、
年がら年中、ネットの住人にバッシングされてるし。

少なくとも今は平成だ。
そんな時代性を強く感じさせる本だった。



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