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【映画評】東京島

2010年08月31日 01:20


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桐野夏生のベストセラーが原作。

無人島にたどり着いた生存者の中で、女性はたった一人。
多数の男の中で、主人公・清子の過酷なサバイバルが始まる。
……というのが、この映画の掴みだ。

『LOST』や『キャスト・アウェイ』のような同じ無人島ものの傑作と比べても、
「無人島の中で唯一の女性」というのは、なかなか面白そうな設定ではある。

しかし、脚本が決定的に弱いので、
設定だけで終わってしまった映画のように感じた。

清子は最初から自分が、唯一の女性である利点をフルに活用する。
後のタイミングで島に流れ着いた屈強な中国人でさえも、
手玉に取ってしまうのである。

島で生き残り、島からの脱出を図る強い意思が感じられるが、
これは最後まで変わらなかった。

ドラマ=変化とすると、例えば清子は自分を犠牲にして、
皆を島から脱出させる等の変化が必要。

でないと、この一連の島の出来事が何の意味もなさなくなるからだ。

凄まじい体験をした。
でも、自分は変わりませんでした、
という厚顔無恥な人間を見ても感動はしない。

また、本来ならば、もっと緊迫感がある映画でにもできたのだろうけど、
意外とのんびりしていて、人が死んでも「あ~あ死んじゃったね」といった雰囲気で、
犯人探しもされないのだ。

普通、映画の中のドラマとしては、これだけでも「美味しい」事件なのになぁ。

諸々の面白くなる要素を活かせば、見違えるほどの映画になるだろうに。
ちょっと残念だ。トホホ。



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