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【映画評】『しあわせの隠れ場所』(THE BLIND SIDE)

2010年04月05日 00:01

しあわせの隠れ場所


物語は自分の息子の同級生、マイケル・オーア(クィントン・アーロン)が、
夜道凍えながら、一人歩いているのに遭遇する。

同情からか、彼女は家族の了承を得て、
一家に招き入れる。

マイケルは、威圧感あるデカい図体とは裏腹に、心優しい青年であった。
そして次第にアメフトの才能を発揮して行くが……。

だいたいのあらすじは上記である。

このプロットだと、たいていの制作者は、
主人公はマイケルにした方が良いと考える。

が、これではアカデミーは取れない。
当たり前の設定だからだ。

この映画は、あくまでもサンドラ・ブロック演じるリー・アンが主役なのが、ミソである。
うろ覚えながら映画のセリフを引用すると、「私が彼を変えたのではなく、彼が私を変えた」となる。

最初は、ちっぽけな同情だったのだが、
その心は大きな家族愛まで育まれていく。

サンドラも丹念に丹念に演じ、
観客の心の感動を呼び起こした。

ゴールデングローブ賞と、アカデミー賞の主演女優賞もむべなるかな。


あとこの映画も実話が元になってるけど、
「実話」だと感じたのは、マイケルが、
リーの本当の息子とドライブしているときに事故にあったシーンである。

実の子供が事故で死んでも、
母親は、仮の息子……血のつながりのない、
人種も違う息子を愛せるのか?というドラマになるのかなぁと思ってたら、
本当の息子も死なず、一つのエピソードとして、ドラマの中に組み込まれていた。

ドラマのパターンからすると、より「葛藤」を呼び起こすのは、
本当の息子も死ぬ方なのだが、そうはならなかったので、
やはり「実話」なのだなと感じた。

まあ、本当の息子が死んでしまうと、かなりヘビーな内容になって、
映画のトーンがまるで違ってしまうので、このシナリオのままでも良いけどね。

爽やかな感動が味わえる作品であったし。





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